1950年代のマカフェリ社 アイランダーウクレレ
プラスティック加工技術は1940年代より盛んとなり、様々な自然素材がプラスティックへと変わっていきました。
ジャンゴ・ラインハルトが使用するギターでおなじみの”マカフェリギター”の考案者、マリオ・マカフェリがプラスティック素材での楽器製作に可能性を見出し、1939年にFrench Reed Company(フレンチ・リード・カンパニー)をアメリカに設立、管楽器のマウスピース製造のベストセールスを記録しました。
そして自身の弦楽器奏者・製作者のアイデアをフィードバックさせ、1949年にマーティンのstyle-0をモチーフにした”Islander Ukulele”を発表、当時の人気DJ”アーサー・ゴッドフリー”の使用もあり、生産が追いつかなくなるほどの大ヒットとなりました。
ジャンゴ・ラインハルトが使用するギターでおなじみの”マカフェリギター”の考案者、マリオ・マカフェリがプラスティック素材での楽器製作に可能性を見出し、1939年にFrench Reed Company(フレンチ・リード・カンパニー)をアメリカに設立、管楽器のマウスピース製造のベストセールスを記録しました。
そして自身の弦楽器奏者・製作者のアイデアをフィードバックさせ、1949年にマーティンのstyle-0をモチーフにした”Islander Ukulele”を発表、当時の人気DJ”アーサー・ゴッドフリー”の使用もあり、生産が追いつかなくなるほどの大ヒットとなりました。
今回入荷のアイランダーは、かなりコンディションのよい個体揃いで、60年以上前のウクレレとは思えぬ弾きやすさです。プラスティック製の弦楽器は、残念ながら一般的にはなり得なかったジャンルですが、当時このような楽器を考案したマリオ・マカフェリの偉大さは永遠に不滅です。ドルフィンギターズ リペア担当 木曽